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プログラミングで求められる英語力測定「プログラミング英語検定」

プログラミングで利用する英語は、一般的な英語で求められる単語とは異なり、英会話スクールや学校では学ぶことができません。英会話の外国人教師に尋ねても、単語そのものの意味は教えてくれるが講師もエンジニアではないのでわかりません。

どのような英語がプログラミングコードの中で利用されているのかみてみましょう。

プログラミングコードで利用される英語

このPythonプログラミングコードは1~100までのランダムな数字を出力する簡単なプログラムです。

import random
number = random.randint(1,100)
print(number)

それぞれのコードの意味を確認してみましょう。

1行目import randomrandomライブラリを読み込み
2行目number = random.randint(1,100)1〜100までの整数値一つを number に代入
3行目print(number)先ほど代入されたnumberを出力

通常の英会話で「import」と聞くと「輸入」や「持ち込む」などを想像するのではないでしょうか。「randint」これは完全なプログラミング言語の単語ですが、「random」と「integer」から成り立った単語です。この「integer」は「整数」という意味になります。

このように通常では利用しない単語、あるいはプログラミング言語が利用されます。

英語のリファレンスを読む必要がある

プログラマーの仕事はプログラミングする(コードを書く)だけ。というイメージはありませんか?実はコードを書くためには英語で書かれたリファレンス(説明ガイド)を読む必要があります。

これはPythonの先ほどの「import」についての説明になります。「statement」「operations」「module」「object」「scope」など。これらの用語を理解しなければプログラミングを学習することは出来ません。

英語のエラーメッセージ

プログラミングで間違ったコードを書けばエラーメッセージが英語で表示されます。プログラマーはこのエラーメッセージを元にコードを修正しなければなりません。

TypeError: can only concatenate str (not “int”) to str

このエラーはプログラミング特有の「型」の違いに関するエラーです。例えば「100+あ」という計算はできませんね。そのような場合にはこのように型が不適切です。と表示されます。

ここで登場した「concatenate」という単語は、連結するという意味ですがサイエンス、コンピューターに関連した単語になります。

このようにプログラマーは専門的な英語力が必要とされます。もちろん必須ではありませんが、特殊な英単語を理解しておくことで、作業効率が大幅にアップします。

プログラミングで求められる英語力を測定

合同会社グローバリゼーションデザイン研究所は、エンジニアとしての英語力を測定するため「プログラミング英語検定」を創設しました。プログラミングで求められる英語力を検定という形で測定します。

プログラミング英語検定の概要

試験は2020年に正式に提供開始を予定しているようです。現段階では以下のような試験概要となります。

概要プログラミング英語検定は、プログラミングで求められる英語力を測定して認定する試験です。
目的現代のプログラミングにおいて英語の読み書きは不可欠です。
本試験に向けた学習をすることにより、効率的にプログラミングができる力を受験者に身に付けてもらうことを目的としています。
英語のための英語検定ではなく、あくまでプログラミングのための英語検定にすることを目指しています。
主な対象者高校在学〜卒業以上程度の英語力を持つプログラマーまたは志望者
レベルベーシック、アドバンスト。どちらも高校英語+アルファの文法レベル。
受験方法CBT試験、会場試験は検討中

プログラミング英語検定の出題方針

プログラミングの英語検定と聞くと、出題内容がイメージしづらいかと思います。この試験では、プログラマーが実際に目にする機会が多いドキュメントタイプから出題されるようです。

ソースコード

プログラミングコードのことを「ソースコード」と呼びます。関数や変数の名前、プログラミングコード内に出てくるコメントやメッセージなどです。

APIリファレンス

先ほど例に出したPythonのリファレンスと同じようなものです。関数やメソッドなどの使い方が記されており、リファレンスが正しく理解できるかなどです。

マニュアル/ヘルプ

開発ツールの使用方法の説明など。使用許諾契約も含む

ユーザー・インターフェイス(UI)

ユーザー・インターフェイスとは、画面に表示されているマウスやタッチパネルで操作可能な表示のことです。たとえばお問い合わせフォームに利用される「ボタン」や「エラーメッセージ」の表示を英語で理解する必要があります。

サンプル問題

公式ページに公開されているサンプル問題のうち、それぞれのレベルのものを掲載しております。内容は現在開発中のものとなっており、出題形式が変更される場合がございます。

1-A.(プログラミング英語検定ベーシック試験から抜粋)

ソースコードのコメントに次の記述があった。下線の英語に対応する日本語として最も適切なのはどれか?

For example, the number 3.141 will be printed as “3.14”.

  • 交換される
  • 計算される
  • 出力される
  • 修正される
2-A.(プログラミング英語検定アドバンスト試験から抜粋)

開発ツールの画面に次のエラー・メッセージが表示された。これと内容が合致するのはどれか?

Unable to move to the declaration of this variable.

  • この変数を移動させる操作ができない。
  • この変数を移動したら処理が止まった。
  • この変数の利用部分に移動できない。
  • この変数の宣言部分に移動できない。

ベータ版の受講は無料!合格証書も貰える

この試験は2020年中に正式に公開される予定です。現在はベータ版として無料で公開されており、実際に受験することも可能です。合格すれば合格証書もダウンロードすることができます。

またプログラミングで必須の英単語表も公式サイトより無料で公開されております。受講する前に一通り目を通してみるとよいでしょう。

合同会社グローバリゼーションデザイン研究所
プログラミング英語検定WEBサイト

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