国内だけでなく全世界の子供たちに愛されているゲームがあります。それが「マインクラフト」と呼ばれる三次元空間にブロックで家や好きなものを作ることができるゲームです。
このゲームはただ遊ぶだけではなく、教育現場でも活用されており、立体的な考え方や論理的思考力を学ぶことができると注目されております。
マインクラフトってどんなゲーム?
「Minecraft」は Mojang Synergies ABという会社によって開発されたゲームです。2014年にマイクロソフトが25億ドル(約2680億円)で買収した子供から大人までを夢中とさせる世界中で人気のゲームです。
このゲームはブロックを掘り進み、モンスターと戦いながら貴重な鉱山を採掘するアドベンチャーモードと、好きなものを自由に作成するクリエイティブモードの2種類が用意されています。
クリエイティブモードでは、ゲーム内の広大なフィールド上に何でも作り上げることができ、架空の町や某テーマパークを再現する強者まで現れています。
教育の場でも利用されるマインクラフト
Minecraftのライセンスを所持するマイクロソフトは、子供のICT教育にも力を入れており教育用のマインクラフトを提供しております。この教育用のマインクラフトは教育機関専用のツールとして提供されており、個人で利用することはできません。
内容としては個人用のマインクラフトと基本的には同じで、先生によって一部制限がかけられるというものです。クラスみんなで協力して1つのオブジェクトを作り上げることができます。壁を作る人、屋根を作る人など分担分けをすることでチームワーク力を育むこともできます。
特別な機能として、プログラミングでキャラクターを操作しながらマインクラフトを楽しめる機能が追加しています。
通常プレイヤーはキャラクターを操作してブロックを組み立てていきますが、プログラミングでは1度コードを作成することで何度でも同じものを作ることができます。これもプログラミングのよさですね。人間は同じ事を繰り返すことでミスを起こしますが、プログラミングで動くコンピュータは同じ事を何百回、何千回と繰り返してもミスがありません。
プログラミングでマインクラフト
教育版ではプログラミングが可能ですが、実は通常版でもマインクラフトでプログラミングができます。プログラミング言語は、スクラッチなどのブロックプログラミングからPython、RubyやJava言語でもプログラミングが可能になります。
マインクラフトでプログラミングをするにはコンピュータが必要になり、タブレットやスマートフォンバージョンであるMinecraft pocket editionでは出来ません。
Hour of Code マインクラフトで今すぐプログラミング体験をしよう
通常のマインクラフトは有償のゲームソフトウェアとなり、購入が必要になります。またゲームを与えたくないお母さん方もいるのではないでしょうか。
マインクラフトのライセンスを所持するマイクロソフトは、Hour of Codeと呼ばれる世界中で利用されている無料のプログラミング体験サービスを支援しています。
そのHour of Codeのアクティビティとしてマインクラフトがプログラミング専用に用意されております。はじめのステップとしてHour of Codeのマインクラフトを体験されてみてはいかがでしょうか。
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