今や中国の技術力は世界のトップをリードしています。その技術力の祭典、ハイテクフェアが毎年11月に中国のシリコンバレーと呼ばれる深センで開催されています。展示会場の面積は東京ドームの約3倍以上!2018年は3,356の企業・団体が展示に参加しました。
展示面積は東京ドームの3倍以上!様々な最新のテクノロジー
上の動画は、会場のほんの一部分になります。このような会場がおおよそ10部屋あり、ITからスマートホーム、航空科学や経済発展を目的としたスマートシティまで。ありとあらえゆるジャンルの技術デモが展示されております。
展示されているものの中には実際に触って体験できるものもたくさん展示されており、まだ発売されていないマーケットに出回っていない製品のプロトタイプ、曲がるディスプレイや5G技術を使ったロボットの制御などを見ることもできます。
多くのジャンルで構成されているこのハイテクフェアは、子供から大人まで楽しむことができ、バイヤーや技術者の他にも子供連れの家族も多く来場しておりました。
最新のロボットやディスプレイ、そしてスマートシティを支える監視技術
展示されているものはまだ実用されていない実験的なものから、発売が予定されている最新のロボットまで様々です。
下の動画は倉庫のコンテナの位置を自動的に最適化する大型ロボットです。アマゾンや大きなショッピングサイトの倉庫ではすでに利用されているかもしれませんね。このデモは中国の大学生たちによって作成されました。
とても変わったロボットも発見しました。将来はお茶を運ぶお仕事も減るかもしれません。
こちらはすでに中国で導入されているスマートシティの一部です。街の天気や人口密度、交通状態などがリアルタイムで確認をすることができるシステムです。また通りに何歳ぐらいの誰が通っているのか、高度な顔認識技術が利用されています。
子供も楽しめる展示会場がたくさん!VRライドや最新のおもちゃなど
ハイテックフェアはもちろん技術者やバイヤー向けなのですが、来場者には家族連れが多くいます。今までに見たことないVRライドやこれからゲームセンターに導入される最新の技術がいち早く子供のうちから触れることができるのです。
この動画はVRゴーグルをつけて向いた方向に飛行することができる子供向けVRゲームです。機械を見るとゲームセンターに導入されるような感じがしますよね。
こちらも何かの映画に出てきそうなVRライド型のアトラクションです。
テーマパークで将来的に導入されるようなものまで展示されております。
なかには中国らしい製品まで…!ピアノに大型のディスプレイが搭載されています。
2020年より必修化されるプログラミング、すでに多くの子供たちが学習中です。しかし何のためにプログラミングを学習するのか。論理的思考力を育むためだけでも十分ですが、本格的にプログラミング学習を進めている家庭も多いようです。
このハイテックフェアでは、子供たちが自ら最新のテクノロジーに触れることで将来に就きたい仕事や目標が漠然とでもイメージをすることができます。中国にエンジニアが多いのは子供や学生のうちからこのようなフェアが身近にあるからなのかもしれません。
次回のハイテクノロジーフェアは2019年11月13日からスタート!
2019年も深センで11月13日から17日の間に開催されます。深センは日本から比較的簡単に訪れることができます。香港からも電車で中国に入国することができ、初めての方であれば滞在は香港、そして深センに行くという方法もおすすめです。
プログラミングを学習している子どもたちには興味津々なものがあり、とてもおすすめなイベントの1つです!
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