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イベント情報

Google Science Fair 世界最大の問題解決コンテスト

2020年4月現時点で、次回のGoogle Science Fairの詳細は発表されていません。Google Science Fairのページは現在未公開状態となり、https://edu.google.com/のページにリダイレクトされています。

米国の大企業は、子どもへのICT教育に力をいれており、イベントやコンテストが頻繁に開催されております。その中でもGoogleが開催する「Google Science Fair」は13歳から18歳を対象とした、青年向けのコンテストです。このコンテストは自分で何らかの問題を見つけ、その問題に対しての解決策を発表するプロジェクトになります。

Google Science Fair

優れたアイデアは誰にでも、どこからでも生まれます。13~18 歳の方が対象のコンテストに参加して、科学、技術、工学、数学を使った素晴らしいアイデアを共有しましょう。使用するのが紙とペンか、本格的な実験施設かは問題ではありません。アイデアとそれを裏付ける考えがすべてなのです。規模は問いません。

Google Science Fair
https://www.googlesciencefair.com/intl/ja/competition/info

現在進行しているGoogle Science Fair 2018の応募は終了しましたが、昨年通りであれば今年の9月頃より Google Science Fair 2019の応募受付が開始します

具体的に何をするの?

自分が興味を深くもっていることや、独創的なアイディア、科学的に表現ができて今の社会に関連している問題点について、研究し、実際に問題を解決するための具体的な案を作ります。そしてそのアイディアが本当に問題を解決できたのかデータや結果、観察結果などを正確に作成し、それをプレゼンテーションにまとめて提出する。というのがこのコンテストの参加方法です。

子どもだけでは難しそうなこのプロジェクトですが、Googleがたくさんのヒントをウェブサイト上に公開しています。どのようにアイディアを出すのか、どのように研究するのか。決して簡単なことではないですが、とても助けになるヒントがたくさん公開されています。

プレゼンテーションを作成したことがない人でも、テンプレートを作ってくれているので、あとは自分のアイディアに対する深い追求心があれば問題なく参加できます。

13歳~18歳までなら誰でも参加ができます

年齢制限はありますが、誰もが参加できる国際的なコンテストです。国際的なコンテストですが、英語が必須ではありません。発表会にまで進出した方には、1人に対してリアルタイムに翻訳してくれる翻訳者がついてくれます。

しかし、審査員の人はすべて外国人です。Googleのチーフオフィサーや、いろいろなカテゴリーに対応できるように多種多様な会社のCEOや宇宙飛行士、医師などが審査員として選ばれています。

日本人の審査員はいまのところいないようなので、資料作成や自分のプレゼンテーションは英語ですることで、審査員の心により届きやすくなるかもしれません。

応募作品は、英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、フランス語、アラビア語、ヘブライ語、ポーランド語、日本語、ロシア語、トルコ語、ポルトガル語、韓国語、中国語(簡体字または繁体字)のいずれかの言語で提出してください。ただし、英語の話者である審査員向けに英語の翻訳 / 字幕を添えれば、どの言語で提出しても構いません。応募作品で使用する言語がコンテストにおける応募者またはチームの審査に影響することはありません。

Google サイエンス フェア 2018 – 公式規定より

※一部の国(米国が制裁対象国とする国)の住居者は応募資格を得られない場合があります。

昨年のコンテストスケジュール

昨年は、9月13日に応募受付が始まり、12月12日までに動画やプレゼンテーションの提出をする必要がありました。翌年3月には州特別賞の発表、4月には各地域のファイナリスト発表、5月にはファイナリスト(最優秀賞)の発表というスケジュールです。

提出方法

応募作品は動画もしくはプレゼンテーションのスライドショーでの提出が認められています。

動画で提出する場合は、YouTubeに2分の動画にすべてをまとめる必要があります。スライドショーで作成する場合は、Googleスライドに20枚以内にまとめる必要があります。

必ず含めるべき必要事項なども定められているので、伝えたいことをどのように簡潔に伝えればいいのか作戦を練る必要があります。

過去の受賞プロジェクト作品

アルツハイマー病患者の安全を向上させるにはどうすればよいだろう?

Kennethさんは、アルツハイマー病と診断された祖父が夜間、家の中や外を歩き回るの検出するために足に装着するウェアラブルデバイスの開発を行いました。その結果、この技術は介護施設で現在テストされており、アルツハイマー病患者がなぜ歩き回るのかを解明するための研究が進められています。

その他にも各分野でのさまざまなアイディアが受賞されております。

豪華なたくさんの賞品

Googleが主催するイベント、そしてたくさんの大企業がスポンサーとして開催されるこのGoogle Science Fairは、賞品の規模もすごいです。179の賞が用意されており、Googleのグランプリ賞では$50,000(約560万円)の奨学金が授与されます。その他にもGoogle本社への招待やノートパソコン、タブレットや奨学金と旅行の賞品など。

普段では体験できない、とても素晴らしい経験や学術への補助金が用意されています。

まずは応募してみよう!

世界的に大規模なコンテストですが、怖がる必要はありません。13歳から18歳までのすべての子どもに参加する権利があります。

まずは自分の気になっていることや興味のあることについて、深く考えてみましょう。自分の些細なアイディアが、世の中をびっくりさせる素晴らしいアイディアに変身するかもしれません。STEMやコンピュータ技術で解決する必要はありません。技術力がなくても大丈夫です。まずは出発点に立つことが大事です。

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